Top Interview
トップインタビュー
スピード感ある変革で
100年企業を超えて、次の200年へ
西久大運輸倉庫株式会社
代表取締役社長 伊東 健太郎

多様化する物流ニーズに、フットワーク軽く寄り添う
西久大運輸倉庫は、鉄道輸送を活用した通運業者として大正6年に創業し、その歴史を刻んできました。
時代の変化に合わせてトラック輸送の貨物自動運輸にも注力し、現在の事業基盤を築いてきました。
私たちが大切にしているのは、お客様のニーズに寄り沿ったサービスをお届けすることです。多様化する物流のニーズにあらゆる形で応えるため、フットワークを軽く、事業の業態を広めています。

「物流サービスを安定的に提供し続ける」を使命に
特に今、物流業界では働き方改革が進み、一つの拠点から運送できる距離に限界が設けられ、労働力不足が深刻な課題となっています。
「物を当たり前に運べない時代」が目前に迫るなか、私たちは社会のインフラを支える企業として、物流サービスを安定的に提供し続ける使命を果たしていきたいと考えています。
この課題の解決に向け、当社で取り組んでいるのが、九州から関東までの物流ネットワークの強化の推進です。拠点のさらなる拡充を深めて、より効率的な連携や物流体制の構築を行っています。
物流業界の働き手の地位向上へ、人事制度の刷新で
「やりがい」も

同時に進めているのが、物流企業の働き手の地位向上です。これまで「3K 」と言われるイメージがありましたが、このイメージを変えるべく、労働時間の短縮や、賃金・待遇の向上を進めています。
仕事とプライベートのバランスを取りながらメンタルバランスを保って働けることは、これからの企業にとっては不可欠だと考えています。
また、人事制度の刷新を図り、世代や性別に関係なく、働くすべての人が正当に評価される仕組みの導入を進めています。仕事を通じて得られる「やりがい」も大事にできる職場環境です。
さらには、長期的に働ける環境を整えるため、永年勤続の表彰制度や各種健康診断などの充実にも力を入れていく予定です。
求めているのは、当事者意識をもつ主体性のある人材
これから求めていきたい人材は、当事者意識を持ち、主体的に考えられる人材です。担当する業務をより良くするためには何が必要か、物流業界の課題をどう解決していくべきかを考え、共に挑戦できる仲間を探していきたいと思っています。
また、物流事業において事故を完全になくすことは難しいことですが、万が一の際にも冷静に対応し、改善につなげていける姿勢を持てるような方も求めます。

ドローンの活用や海外事業など、新たな物流の展開も
100年余の歴史を重ねてきた企業ですが、スピード感をもった変革は大切にしています。改善の歩みを止めることなく前進を続け、常に新しいチャレンジができる環境も整えています。今後は、ドローンを活用した新たな物流の形を模索したり、海外事業の展開も視野に広げたりしていきたいと思っています。
100年企業を超えて、次の200年へー。
これからも、物流の最先端で走り続けます。